インターネット情報
2020.03.10
マイクロソフトが「InternetExplorerをもう使わないで」と公式発表。IEを使用することのリスク。
ブラウザ(インターネットを閲覧するためのアプリケーション)にも、サポートの期限があることをご存じですか?マイクロソフトが提供するIE(InternetExplorer)は、2016年~2019年にかけて順次サポートを終了しており、2020年現在にサポートされているIEは「IE11」のみになっています。 (サーバー用のWindowsでは一部使用できるIE10、IE9、IE8、がありますが、一般的なのパソコンではサポート終了しています。) ためしにIEを新しくインストールしようとすると、「IE11」しか提供されていません。
◎サポートがない、ということは攻撃に脆弱な状態に。
日々状況が変わるインターネット環境において、新しく出てくる危険な動作に対して、マイクロソフトはセキュリティ更新プログラムの提供を、ブラウザのサポートとして行っています。 それが一切なくなってしまうと、マルウェアへの感染、フィッシング詐欺被害、個人情報の漏洩など、危険にさらされることが多くなってしまいます。
マイクロソフトの呼びかけ
IEを使い続けることで企業に技術的負債をもたらすことになる。 移行しなければ目先の手間や費用はかからないが、逆に余計なコストを生み出すので、 長期的に見てIEを使い続けることは最適な選択ではない。 IEは新しいWeb標準をサポートしていません。ほとんどの開発者はIEでテストせず、 現代のブラウザでテストしています。最新のモダンブラウザに移行するのが最適です。 マイクロソフトの呼びかけ
◎開発元であるマイクロソフトは「新しいIE」をもう出さない
世の中にあふれる最新技術を使ったコンテンツは、すでにInternet Explorerではサポートしていなく、表現できていないものも多くあります。 マイクロソフトは今後新しいブラウザ「Microsoft Edge」でその表現を行うため、IE はこれ以上の進化が見込めないブラウザになっています。
Internet Explorerの今後について
マイクロソフトによる「サポートがない」ブラウザを使い続けると、予期せぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性もありますので、IE10、IE9、IE8、IE7をご利用のお客様は、「IE11」へのバージョンアップ、または「Microsoft Edge」「Googlechrome」の利用をご検討ください。 ※Edgeの利用にはWindows10が必要です